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ツカエル会計21の取引入力機能についてレビューしてみました☆

 

このページでは株式会社ジョブカン会計(旧ビズソフト)が提供しているインストール型の会計ソフト『ツカエル会計』の取引入力機能を管理人が実際に使ってみて、感じたことをレビューしています。

ツカエル会計の3つの取引入力機能

ツカエル会計では仕訳伝票形式、帳簿形式、かんたん取引帳形式の3つの取引入力機能が用意されています。

かんたん取引帳形式での取引入力

それぞれの形式を使ってみましたが、最も特徴的なのがかんたん取引帳形式による入力でしょう。

かんたん取引帳形式はあらかじめ登録されている取引例から目的の取引を選択し、金額を入力するだけで仕訳が完成する初心者に非常に優しい入力方法。

画面上部に『売上』『仕入れ』『経費』等のタブが並んでおり、目的のタブをクリックすると取引例が一覧表示されます。

試しに『インターネットプロバイダ料金を現金で支払った』の取引を登録してみます。

取引名をクリックすると日付と金額、摘要を入力する画面になりますが、摘要はすでに選択されているので日付と金額を入力し、登録ボタンをクリックするだけでOK。

『インターネット月額利用料金』という取引がしっかりと登録されていますね。

管理人はこれまで複数の会計ソフトの取引入力機能をレビューしていきましたが、ツカエル会計のかんたん取引帳形式は初心者への配慮という意味ではトップクラスだと感じました。

勘定科目の知識が全くなくても運用可能ですし、インターフェイスもシンプルなので感覚的な操作を可能にしています

取引例を検索する機能もあります。

上の画面は『給料』のワードを入れた検索結果ですが、15件の取引例が表示されています。

かんたん取引帳入力ではかなりの数の取引例が登録されているので、個人事業主レベルであればこれだけでも運用可能な人もいるかと思います。

ですがイレギュラーな取引はつきものですので、そういった場合は他の入力方式での登録が必要になります。全く調べ物をする必要がなくなる機能ではありません。

仕訳伝票形式での取引入力

次は仕訳伝票形式による取引入力です。

複式簿記の知識がある人向けの方式ですね。

振替伝票・入金伝票・出金伝票の3つの伝票と仕訳日記帳での入力が可能です、上の画像は振替伝票での取引入力時。

摘要が中心にあるのがなんだか新鮮でしたね、勘定科目は候補が一覧表示されます。

画面上部の『伝票ライブラリ参照』ボタンをクリックすると取引例の候補が表示されます。

取引例をクリックすると勘定科目と摘要が自動で設定されるので、あとは金額を入力するだけ。勘定科目がわからなくてもカバーしてくれる親切設計ですね。

伝票ライブラリにはオリジナルの取引を新規登録することも可能なので、よく使う取引を登録しておけば効率UPに繋がるでしょう。

↓の画像は仕訳日記帳の入力画面。

長らく弥生会計を使ってきた管理人としては雰囲気が似ていて馴染みやすいですね。シンプルで癖のない操作感です。

仕訳日記帳では振替伝票やかんたん入力帳で登録した取引もまとめて確認できるので、全体像を把握したい時に便利かと。

帳簿形式での取引入力

さて、最後に帳簿形式での取引入力。

かんたん取引帳形式と同じく、簿記の知識がなくても家計簿感覚で入力可能な方式です。

手書き帳簿からの移行でも違和感が少ないでしょう。上記の画像は現金出納帳の入力画面ですが、日付と相手勘定科目、摘要、金額を入力するだけで仕訳が完成します。

管理画面の左側になるナビゲーションバーからヘルプという項目を選ぶとツカエル会計の操作マニュアルやQ&Aを見ることができます。

細かく項目分けされているので、目当ての情報までたどり着くのがちょっと大変なのですが、キャプチャ画像を交えて丁寧に説明されていますね。

ツカエル会計を使ってみての感想

今回ツカエル会計21の取引入力機能を一通り使ってみましたが、想像以上に使い勝手は良いと感じました。

スキルに応じた取引入力が用意されていますし、特に初心者向けのかんたん取引帳入力の操作感は素晴らしいかと。

ツカエル会計21の価格ですが、パッケージ版で30,800円(税込)、ダウンロード版で16,500円(税込)となっています。(※法人決算、個人の青色申告共に対応)

無償アップデート&サポートを含んだ基本使用サービスの期間がパッケージ版だと6ヶ月、ダウンロード版だと12ヶ月という設定ですし、パッケージ版は値上げ傾向にあるのでダウンロード版がオススメでしょう。

ツカエル会計21では銀行やクレジットカードの明細を自動取得してくれる機能も追加されているので、使い勝手がさらに向上しています。

クラウド型の『ツカエル会計オンライン』がラインナップに追加

また、クラウド型の『ツカエル会計オンライン』も2020年7月にラインナップに追加され、現在すべての機能が30日間無料で利用可能です。

ツカエルシリーズの製品は大手メーカーに比べると知名度はないかもしれませんが、操作のわかりやすさ、日々の使い勝手という面ではかなり優秀かと思います。価格もリーズナブルですし。

30日間の体験版が用意されているので、利用を検討している方はまずは体験版を触ってみて使い勝手を確認してみてください。

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