2018年7月2日からfreeeの法人プランがリニューアルされています。
予実管理機能が搭載されたプロフェッショナルプランが新設され、各プランの料金も実質変更されました。
以下、freeeの新旧法人プランの料金設定です。(※税抜)
freeeの旧プランと新プランとの料金比較
【旧プラン】
●ライト:1,980円/月(19,800円/年)
●ビジネス:3,980円/月(39.800円/年)
【新プラン】
●ミニマム:2,380円/月(23,760円/年)
●ベーシック:4,780円/月(47,760円/年)
●プロフェッショナル:47,760円/月(477,600円/年)
●エンタープライズ:要問合せ
これまでライトプランを契約していた人はミニマムプランに、ビジネスプランの人はベーシックプランに自動的に移行されています。
2018年9月30日までは現在契約中のプラン料金でミニマム、ベーシック、プロフェッショナルのどのプランもお試し利用可能なので、試しに上位プランを利用してみるのもアリでしょう。>>各プランの機能比較表はコチラ
予実管理機能が搭載されたプロフェッショナルプランが追加
新たに新設されたプロフェッショナルプランには予実管理機能が搭載されています。予実管理とはその名の通り、企業の予算と実績を管理すること。
目標としている数値に対してどれだけの実績が出ているのかをリアルタイムに把握することが可能になります。
リアルタイムで資金繰りを把握出来ることで、黒字倒産の防止やマーケティング施策の効果測定に役立ちそうですね。
ただ、ベーシックプランが月額4,780円(税抜)に対してプロフェッショナルプランは月額47,760円(税抜)。
料金が10倍違いますので、まずはベーシックプランで運用してみて、予実管理機能等の必要性を感じたらプロフェッショナルプランに移行するのが良いかと。
MFクラウド会計/確定申告も料金プラン内容が一部変更
また、MFクラウド会計/確定申告も2018年6月1日からプラン内容が一部変更されています。
●MFクラウド確定申告
変更点:フリープランの仕訳が月15件から年50件に
●MFクラウド会計
変更点:無料お試し期間が45日から30日に
無料プランの仕訳数が制限されたのと法人プランの無料お試し期間が縮小されました。
フリープランの仕訳数制限はちょっと影響を受ける人が出そうですね。
freeeもMFクラウドも実質的な値上げになりますが、まぁこの流れは仕方がないかと。
どちらもサービス誕生から5年程度経過していますし、そろそろ利益を出していかなければいかないフェーズなのでしょう。
機能面に関しては日々進化しているので、コストパフォーマンスという意味では問題ないと思います。
クラウド会計大手でいうと、freeeとMFクラウドに加えて弥生が挙げられますが、弥生のクラウド版は特にプラン変更等の動きは見られませんね。
法人版の機能面でいうと弥生はやや物足りない部分があるのですが、初年度無料キャンペーンは魅力的ですので、初年度費用を徹底的に抑えたい方にはオススメです。