このページでは、電話転送と郵便物転送オプションが付いて、月額1万円以下で利用できる全国展開バーチャルオフィスを紹介しています。
オフィス費用を削減したい起業したてのスタートアップ法人、名刺に個人住所を載せるのに抵抗がある個人事業主、などバーチャルオフィスには多くのニーズがあります。
バーチャルオフィスを提供する業者は数多くありますが、バーチャルオフィス選びは業者の信用度と利用料金のバランスが重要。
サービスの継続性も重要になってくるので、資金力があり、企業規模がある程度大きな業者を選ぶのがよいでしょう。
様々なバーチャルオフィス業者をリサーチしてみましたが『電話転送と郵便物転送が付いて月額1万円前後の利用料金』が業者の信用度と利用料金のバランスが取れていると分析しました。
以下、上記の条件を満たした『ワンストップビジネスセンター』『DMMバーチャルオフィス』『karigo』を紹介しているので、バーチャルオフィス選びの参考にしてみてください。
ワンストップビジネスセンター

ワンストップビジネスセンターの特徴
- 北海道から九州まで全国44店舗で展開
- ビジネス的イメージが強い住所を提供
- 固定電話番号を提供
- 全国の貸し会議室が利用可能(1,100円/時間~)
- 法人銀行口座開設サポート
- 即日利用可能、健全な事業者のみが登録
- 累計契約者数は20,000以上
- 創業16年の老舗業者
ワンストップビジネスセンターの利用料金は?

- 初期費用:10,780円(税込)
- エコノミープラン:月額5,280円(税込)
- ビジネスプラン:月額9,790円(税込)
- プレミアムプラン:月額10,780円(税込)
- すべてのプランで週1回の郵便転送付き、ビジネスプランは電話転送、プレミアムプランは電話転送&電話秘書代行
- 郵便転送料(週1回)は無料、電話転送は通話料別途発生
- 20代以下、女性、シニア、障がい者だと初期費用&1ヶ月分の利用料金が無料
- クレジットカード払い、銀行振込に対応
- サービスに不満がある場合、30日以内なら完全返金保証
ワンストップビジネスセンターの運営情報
- 運営:株式会社ワンストップビジネスセンター
- 設立:2009年
- 資本金:1,000万円
DMMバーチャルオフィス

DMMバーチャルオフィスの特徴
- 銀座、渋谷、横浜、大阪梅田、福岡天神、名古屋、京都、沖縄で展開
- ビジネスエリアの駅近一等地の住所を提供
- 提供住所を公開していないのでバーチャルオフィスだとわかりにくい
- 月額660円(税込)~のリーズナブルな料金設定
- 固定電話番号を提供
- 契約後は専用の会員サイトで郵送物などのやり取りが可能
- 銀座店と名古屋店は郵便物の来店受け取り可能
- オフィスクラウド、会計ソフト、カーシェア、法人印鑑などの年間12万円相当の会員特典付き
- オンラインゲーム事業をはじめ50以上のサービスを展開するDMMのバーチャルオフィス
DMMバーチャルオフィスの利用料金は?

- 保証金:5,000円(税込) ※解約時に返金
- 入会金:5,500円(税込)
- ネットショップ支援プラン:月額660円(税込)~ 固定電話セット:月額2,860円(税込)
- ライトプラン:月額1,650円(税込) 固定電話セット:月額3,850円(税込)
- ビジネスプラン:月額2,530円(税込)~ 固定電話セット:月額4,730円(税込)
- AI秘書自動応答サービス:月額1,650円(税込)
- ライトプランは郵便転送不可、ビジネスプランは郵便転送可
- 郵便転送料と電話転送の通話料が別途発生
- クレジットカード払いのみ対応
DMMバーチャルオフィスの運営情報
- 運営:合同会社DMM.com
- 設立:1999年
- 資本金:1億円
Karigo(カリゴ)

Karigo(カリゴ)の特徴
- 北海道から沖縄、アメリカまで61拠点で展開
- 60,000社を超える事業者の利用実績
- 固定電話番号を提供
- 利用社専用の貸し会議室が利用可能(1,100円/時間~)
- 郵便物の店頭受取に対応(一部店舗)
- 法人本店設置書類保管サービス
- 登記代行サービス
Karigo(カリゴ)の利用料金は?

- 入会金:5,500円~7,300円(税込)
- ホワイトプラン:月額3,300円(税込)~
- ブループラン:月額8,300円(税込)~
- オレンジプラン:月額10,400円(税込)~
- ホワイトプランは郵便物受取りのみ、ブループランは郵便物受取り&転送電話に対応、オレンジプランは郵便物受取り&電話代行に対応
- 郵便転送料と電話転送の通話料が別途発生
- 限定店舗で入会金無料キャンペーン
- 支払いは前払い式ポイント制(※クレジットカード払い、銀行振込に対応)
Karigo(カリゴ)の運営情報
- 運営:株式会社Karigo
- 設立:2006年
- 資本金:4,168万円
どのバーチャルオフィス業者がおすすめ?
上記で紹介した3社のバーチャルオフィス業者は、郵便物転送オプションと電話転送オプションを付けて月額1万円以下で利用可能ですが、
信用度と利用料金のバランスで選ぶならばワンストップビジネスセンター、利用料金の安さで選ぶならばDMMバーチャルオフィス、拠点の豊富さで選ぶならばKarigo(カリゴ)がおすすめです。
全国展開しているバーチャルオフィスは、他にもリージャスやサービスコープなどのバーチャルオフィス業者がありますが、上記で紹介したバーチャルオフィス業者を比べると割高な料金設定。
GMOオフィスサポートは、全国17箇所に拠点があり、利用料金も月額660円(税込)~とリーズナブルで魅力的なのですが、電話転送オプションがないのがネックです。

電話転送オプションのあるバーチャルオフィスは限られているので、利用料金が割高に感じるケースも多いでしょう。
電話転送オプションを利用しない場合、IP電話サービスの利用がおすすめ
バーチャルオフィス業者の電話転送オプションを利用しない場合は、IP電話サービスの利用がおすすめです。
代表的なIP電話サービスは、NTTレゾナンスが提供している『050 plus』。

スマートフォンに専用アプリをダウンロードするだけで、050番号での発着信が可能です。
利用料金は月額330円(税込)+通話料金と非常にリーズナブル。(※別途パケット代金は発生します)
バーチャルオフィス業者で住所と郵便物転送オプションのみを利用し、電話に関してはIP電話サービスを利用するのも、賢い運用方法でしょう。
東京エリアならバーチャルオフィスの選択肢が豊富
このページでは全国展開のバーチャルオフィス業者を紹介していますが、東京エリアに限定するとバーチャルオフィス業者の選択肢は非常に豊富です。
レゾナンスというバーチャルオフィス業者ならば、郵便物転送と電話転送オプションが付いて月額3,850円(税込)~というリーズナブルな料金設定です。
住所を借りるだけならば月額990円(税込)~ですし、会議室貸出、電話秘書代行、登記申請、士業紹介などのオプションも豊富。

レゾナンスは東京6店舗と横浜1店舗の展開ですが、東京エリアでバーチャルオフィス業者を探す際は候補にしてみてはいかがでしょうか。