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会計事務所に頼まなくても法人税申告書の作成は可能?自分でやり切る法人決算&申告について

決算書と電卓

このページでは管理人の私が個人事業から法人成りし、会計事務所などに頼らず一人で法人決算を行った体験を紹介しています。(※2010~2016年の経験での話ですが2021年現在でも運用可能です)

法人の決算申告は個人事業の確定申告とは勝手が違う

私は個人事業を3年ほど行ってから、株式会社に法人成りしました。
一人で全て業務をこなしていますので、経理処理にかける時間などは正直あまりないのが現状でした。
領収書くらいはまとめていましたが、日々の帳簿をつけるのも遅れ気味。

個人事業の時は青色申告決算書を自分で作成していたので、法人の決算も同じようにいけるだろうと楽観視していました。

ですが、法人決算というものは個人事業主の青色申告とはかなり勝手が違います

決算書作成までは個人の青色申告の時と同じように出来るんですよ。
個人事業でいう事業主借入が役員の短期借入になったり、役員報酬の項目が発生したり等のちょっとした勘定科目の違いに対応できれば問題ありません。

問題は法人税の計算なんです。

ここが最も個人の青色申告とは異なるところであり一人で法人決算をする際に最も手こずる点だと思います。

一応市販で法人税の計算のやり方を書いてある本などは売ってますが、それだけで完璧な申告書を作るのは正直難しいでしょう。

個人の青色申告であれば関連書籍などもたくさん販売されているのですが、『一人で法人決算が出来るようになる本』なんて いうのはまず売ってないんですよ。

ちょっと考えればわかることなんですが、会計関連の本を書いている人は公認会計士や税理士の方々。
誰でも法人決算&法人税申告書が作成出来るようになる本なんてモノをつくってしまえば、彼らの商売上がったりですからね。

初年度無料で使える法人税申告書作成ソフト『楽々法人税』

書籍では知識が仕入れられないので、「これはついに税理士事務所に頼むしかないのか・・・」と思いながらネットで色々と情報を検索したところ、あるソフトを発見しました。

『楽々法人税』

という法人税の計算ソフトです。

これは弥生シリーズの会計ソフトのみに対応しているソフトなのですが、簡単な操作で弥生会計の決算書データを取り込んでくれ、法人税申告書を作成→印刷出来る超スグレモノのソフトなんです!

しかも初年度は利用無料という、相当なコストパフォーマンスの良さ。

前述したように、法人税の計算というのはとっても複雑です。毎年税務関連の法律が変わったりするので常に最新の情報が必要になりますし。

税理士の存在意義は法人税の計算にあるといっても過言ではないでしょう。

ですが、税理士事務所に決算&法人税申告書作成をお願いすると安くても10万円以上は普通に取られます。

それが初年度無料の2年目からは年間1万円で利用出来るなんてこれはまさに目からウロコ状態・・・。。

早速ライセンスキーを発行してもらい、PCにインストール。

事業者情報等は最初にしっかりと登録する必要があります。

3日くらいかけて弥生会計スタンダードで決算書データまで作成し、楽々法人税にデータをコンバートしました。

何回かは私の不手際でエラーが出てしまいましたが、データコンバートさえうまく行けばすぐに法人税のデータが正確に計算され印刷まで行うことが可能なので、あっという間に税務署に提出できるレベルまで持っていくことが出来ました。


(※ヘルプページも充実していますし、開発者の方へ直接問い合わせすることも可能です)

決算書提出の期限まで時間がなかったので、ホントこの楽々法人税というソフトにはお世話になりましたね・・・。

自力で法人の申告までやり切るなら楽々法人税と弥生会計を使おう

まとめてみると、一人で法人決算&法人税申告書を作成するには

弥生会計スタンダード(プロフェッショナルですと出力できる書類が増えるのですが、これは楽々法人税でも出力出来るものですのでスタンダードで大丈夫です)
楽々法人税

の2つのソフトを利用するだけでOK。

かかる費用は弥生会計21スタンダードが価格コムの最安値で税込40,500円程度(2021年1月時点)、楽々法人税は初年度無料ですので、トータルで初年度は約40,500円、ということになります。(楽々法人税は2年目から年間10,800円(税込)の利用料金がかかります)

税理士事務所に頼めばスポット契約だとしても最低でも10万円は必要でしょうから、このコストパフォーマンスは驚愕に値するレベル。
多くの事業者にとって大きく経費を削減出来るチャンスになるかと思います。(税務調査関連面でのデメリットは存在すると思いますが・・・)

なかなかとっつきにくそうな法人決算ですが、実際に簿記三級レベルの知識の人間が一人でやることは充分可能なんです。
まぁ、これも優秀なソフトに支えられてこその結果ですが。

かかった期間は1週間程度です。

いつもの業務を最低限こなしての一週間ですので、すでに日々の仕訳処理などができている場合は1~2日で税務署に提出出来るレベルまで持っていけます。

小規模の法人を営んでいる方でコスト削減のため自力で法人税申告書まで作成したいという方は参考にしてみてください。

(追記:freeeやマネーフォワードクラウド会計の決算書から法人税申告書が作成可能な全力法人税いうソフトも登場しています。パッケージ版の弥生会計にも対応しているので、これから導入するならばコチラも有力な候補になるかと。コストを最優先するならば1年半で8,500円(税込)というリーズナブルな料金設定の法人税申告お助けくんというソフトも検討してみてはいかがでしょう)

(追記:小さな会社向けの法人税申告書作成ソフトの比較ページも作成しました)