収入/支出の内訳がひと目でわかる☆『見える経理』
有限会社アイ・エス・ケーが提供している会計アプリ『見える経理』。
通常の会計ソフトは勘定科目ベースで日々の取引を入力していきますが、見える経理は摘要の内容ベースで入力していく点が特徴です。
これによって簿記の知識が少ない人でも管理しやすく、入出金内容が細分化できるので商品やメニュー、プロジェクトごとの売上等も把握しやすいといったメリットがあります。
販売管理機能を強化した入出金管理アプリといった印象ですね。同運営の領収書管理アプリもラインナップされています。
見える経理の特徴
- 摘要ベースでの入力なので入出金内容を細分化して管理可能
- 簿記の知識が少ない人でも利用可能
- カレンダーの日付ごとに入出金額が表示
- 各種帳簿をCSVファイルにて出力可能
- 現金出納帳は弥生インポート形式でのデータ出力可能
- 各種帳簿のメール送信機能
- データのバックアップ機能
- Androidのみ対応
利用料金は?
- 最初の3ヶ月間は無料
- 3ヶ月目以降は一部機能(試算表、損益表、収入別推移表、支払別推移表)が有料(500円/月)
サポートについて
- 開発者にメールでの問い合わせが可能
実際に見える経理アプリをGoogle Playからダウンロードし、触ってみました。
現時点ではiPhoneには対応しておらず、Android版のみのようですね。
まずは、事業所名、開始月、現金残高の項目を入力していきます。
↓の画像が見える経理の管理画面。
取引を登録する際は左上の『収入/支出を登録する』メニューをタップ
カレンダーが表示されるので取引日の日付をタップし、収入か支出かを選択していきます。
金額と摘要を入力、勘定科目を候補から選択し、登録します。 摘要は呼出コードと共に登録可能。
カレンダーで収入と支出の金額を一覧できる機能は便利です。
現金出納帳、試算表、損益表、収入別推移表、支払別推移表の5つの経理表機能が完備。 CSVファイルでの出力機能、メール送信機能も搭載されています。
入出金を摘要ベースで管理しているので、商品別の売上額や支出内容がわかりやすいですね。
現金出納帳は弥生インポート形式での出力が可能、データのバックアップ機能もあります。
見える経理アプリは最初の3ヶ月間は無料で利用可能ですが、3ヶ月以降は試算表、損益表、収入別推移表、支払別推移表の機能が月額500円の有料制になります。
取引登録や現金出納帳は制限されていないので利用自体は可能かと思いますが、摘要の内容ベースで管理可能な点が見える経理アプリの特徴なので、本格的に運用するならば有料版の利用が現実的でしょう。
個人でやっているような小さな商店や輸入品のネット販売のような業態で有効活用できそうだなと感じましたが、様々なシチュエーションにて応用可能な会計アプリかと思います。