2016年1月から運用がスタートしたマイナンバー制度。
国民1人1人に紐付けられたマイナンバーは重要な個人情報となりますので、事業者側が従業員のマイナンバーを預かる際にはセキュリティの高い管理体制が必要となってきます。
外部に外注するという手段もありますが、コストが掛かり過ぎてしまうため、このページでは小中規模事業者でも導入しやすいリーズナブルな価格で提供されているマイナンバー管理ソフトを紹介しています。
現在マネーフォワードクラウドマイナンバー、マイナンバー管理freee、ジョブカン労務管理、フリーウェイマイナンバー、マイナクラウドの5サービスを掲載中。
5つのソフトの特徴や料金まとめてみましたので、マイナンバー管理ソフトを選ぶ際の参考にしてみてください。
マネーフォワードクラウドマイナンバー

マネーフォワードクラウドマイナンバーの特徴
- マイナンバーの収集はスマホで撮影したデータをアップロードするだけ
- データは全て暗号化、二段階認証式ログイン、セキュリティマーク取得
- データは全てクラウド上で厳重に管理
- 従業員だけでなく扶養家族、取引先、株主にも対応
- マネーフォワードクラウド給与と連携(他社ソフトでもCSV出力で連携可能)
- 保管期限が過ぎたデータをアラート機能でお知らせ
マネーフォワードクラウドマイナンバーの価格は?
- マネーフォワードクラウドの基本料金(法人月額4,378円~ / 個人月額1,078円~)に加えて、従業員6名以上からは1名につき月額110円追加
その他(特典等)
- ※マネーフォワードクラウドマイナンバー公式ガイドブック&関連書類のひな形を無料配布中☆
マイナンバー管理freee

マイナンバー管理freeeの特徴
- 収集はリクエストメールを送り情報を入力、スマホの写真データをアップロード
- データは全て暗号化&強固なファイアウォールで管理。クラウド上に保管
- 国際的プライバシー認証であるTRUSTeを取得
- freeeの会計ソフト&給与ソフトと連動(CSV出力機能も搭載予定)
マイナンバー管理freeeの価格は?
- freeeの会計ソフトor給与ソフトを利用の場合のみセットで利用可
- 月額2,618円~(4人目以降は1人につき月額330円追加、30日間無料お試しキャンペーン中☆)
その他(特典等)
- ※セミナー動画を含んだ3つのマイナンバーガイドを無料プレゼント中☆
ジョブカン労務管理

ジョブカン労務管理の特徴
- マイナンバー管理機能を含む労務業務全般に対応
- 各種帳簿を自動作成、電子申請
- クラウドで従業員情報を一元管理
- 年末調整、Todoリスト、進捗管理機能
- シリーズの導入実績は150,000社以上
- ISO27001を取得
ジョブカン労務管理の価格は?
- 無料プラン:0円(5名まで、一部機能の制限あり)
- 有料プラン:ユーザー1名ごとに月額440円(税込)
- ※最低利用金額は月額2,200円(税込)から、有料プランは人数、機能の制限ナシ
その他(特典等)
- 30日間の無料お試し版あり(※無料期間中もメール、チャット、電話によるサポートに対応)
マイナンバー管理フリーウェイ

マイナンバー管理フリーウェイの特徴
- 従業員20名までならずっと無料で利用可能
- マイナンバーの収集・保管・利用・廃棄まで全てインターネット上で完結可能
- 権限を付与した人だけがマイナンバーを閲覧出来る機能、利用履歴も記録
- マイナンバーの廃棄の際は予定日&アラートが設定可能なので忘れる心配ナシ
- 金融機関等で採用されているAWSによるセキュリティ体制
マイナンバー管理フリーウェイの価格は?
- 初期費用:0円、月額:0円~880円(税込)
- ※従業員20名までは0円、21名以上は月額2,178円(税込)
その他(特典等)
- フリーウェイ給与計算との連携機能あり
- ※フリーウェイ給与計算は従業員5名までは完全無料、6名以上だと月額2,178円(税込)
マイナクラウド

マイナクラウドの特徴
- 従業員に一括送信可能なマイナンバー収集メール機能
- 連続登録ツールで作業効率UP
- データは暗号化され、クラウド上で管理
- 権限管理、二段階認証機能
- スマートフォンからの操作にも対応
- CSVファイルでのアップロード/ダウンロードに対応
マイナクラウドの価格は?
- 初期費用:0円
- 有料プラン:月額1,100円(税込)/2,640円(税込)/5,280円(税込)/8,800円(税込)の4プラン(※それ以降は100人増えるごとに8,800円が加算)
- 30日間の無料お試し期間付き
以上が当サイトがPICK UPしたおすすめのマイナンバー管理ソフト5サービスとなります。
どのサービスもマイナンバー管理の必要な機能は備わっていますが、他の業務ソフトとの連携や今後のサービス拡充を考慮すると、マネーフォワードクラウドマイナンバーと、マイナンバー管理freeeがイチオシです。
法人向けのプランではマイナンバー管理freeeの方が料金自体は安価ですが、マイナンバー管理freeeは人事労務freeeに含まれている機能、マネーフォワードクラウドマイナンバーも他の業務ソフトを含めたパッケージ料金となっているので、導入する際は自社の状況に合わせて料金プランを選ぶことになります。
どちらのソフトも無料お試し機能付いていますので、とりあえず2つとも利用してみて使い勝手を確認してみることをオススメします。
マイナンバー管理ソフト単体で導入したい場合は、従業員20名までは完全無料で運用可能なマイナンバー管理フリーウェイがよいでしょう。
マイナンバーを適切に管理できないと罰則罰金が課されますし、万が一従業員のマイナンバーを流出させたりしてしまったら重大な企業イメージの低下につながってしまいますので、ぜひ専用のマイナンバー管理ソフトの導入を検討してみてください。