クラウド型?インストール型?会計ソフトの種類について整理してみました☆

会社の規模や業種、経理知識のレベルによって最適な会計ソフトは異なります。

事業を立ち上げたばかりの一人法人が弥生会計プロフェッショナルやネットワークを利用するのはオーバースペックですし、従業員数十人規模の企業がEXCELベースで作られた古い会計システムを利用するのもこれまた合理的とは言えません。

会計ソフトはスイッチングコストが高く、一度導入して運用開始してしまうとなかなか他ソフトへの移行が難しいので、最初のソフト選びが大切になってきます。

このページでは個人事業主や小規模法人向けの会計ソフトを種類別に整理しています。(ある程度の規模以上の専用の会計システムやERP等は除外)

小規模事業者向けの会計ソフトの種類としては、

●インストール(パッケージ)型
(例:弥生シリーズ、勘定奉行、ミロク、ソリマチ会計王、わくわく財務会計、ツカエル会計等)
●クラウド型
(例:freee、マネーフォワードクラウド会計、ハイブリッド会計Crew、弥生オンライン等)
●EXCEL(エクセル)型
(例:エクセル簿記、Inage式会計帳簿、excelで会計、EXCEL青色申告帳簿、Excel簡易会計くん等)

の3タイプが代表的なものとして挙げられるかと思います。

まずインストール型ですが、これがいわゆる会計ソフトという製品のイメージ像かと思います。ヨドバシカメラ等の家電量販店でパッケージ製品として販売されていますね。

この分野でシェア1位の弥生シリーズの名前は知っている人も多いでしょう。インストール型のメリットは色々ありますがまず、これまで運用されてきた実績があるという点。


私自身は独立してからずっと弥生会計を愛用していますが、トラブルシューティング等の情報が非常に豊富です。

これは利用ユーザーの多いサービスのメリットでしょう。わからないところをネットで調べてみて解決しなかった問題は今のところありません。

有料での保守サービスが各社充実しているのでサポート重視の方はインストール型の方がメリットがあるかと。

デメリットとしては基本的に簿記や会計の知識がある前提でソフトが設計されているので、全くの初心者にとって使いこなすのはちょっと難しいでしょう。

価格に関してはメーカーやグレードによってマチマチですが、個人事業主や小規模法人ならば低グレードの商品で良いですし、毎年の更新も必要ないケースが多いと思われますのでコスト面の負担は低いかと思います。

ここらへんは税理士さんとの契約内容によっても変わってくるとは思いますが。

次にクラウド会計ソフトですが、代表的なサービスの例が当サイトでもイチオシしているやよいオンライン系マネーフォワードクラウド会計freeeですね。

上記3社はここ数年で一気にシェアを伸ばしてきている注目のサービス。


会計ソフト周りの市場は割と閉鎖的で変化が少ない業界だったのが、クラウドの台頭で一気に業界地図が塗り替えられようとしていると言っても過言ではないかと。

クラウド会計のメリットはやはり仕訳の自動化とアクセスの簡易化でしょう。銀行口座やクレジットカードを登録するだけで半自動的に仕訳を作成してくれ、さらに学習機能も備わっている点は画期的な仕様ですよね。

上手いこと最適化出来れば日々の経理の手間をかなり削減することが可能になる訳ですから

また、インターネットに接続していればログインするだけでいつでもどこにいても利用出来るってのは大きいです。複数拠点で同時にデータを参照することも可能ですし、データロスト等のリスクヘッジにもなっていますからね。

freee、弥生オンライン、マネーフォワードクラウドには公式の専用アプリが用意されており、スマホやタブレットからも入力可能なので、出先の空き時間などでチョチョイと仕訳登録するなんて使い方も出来ちゃいます。

価格に関しては個人事業主が大体月1,000円前後、法人が月2,000円前後の価格設定となっています。インストール型と比べて年間トータルで考えると割安とは言い切れないかもしれませんが、更新の必要もないので機能に対する対価としては安価であると思います。

逆にデメリットとしては、アクセスのし易さからくるセキュリティ問題でしょうか。まだインターネット上にデータを保管するということに不安を覚える人も多いでしょうからね。

ですが、クラウド会計各社はそこはもちろん把握していてセキュリティ面にはかなり力入れているので、実際にはセキュリティリスクの問題は低いかと思います。

サービス側の問題よりもログインIDやパスワードの管理の方が重要だと個人的には思います。

最後にエクセル型になりますが、エクセルをベースに開発されていてフリーソフトやシェアウェアとして提供されているものが多いですね。Vectorに様々なソフトウェアが登録されています。

エクセルベースで利用出来るので会計ソフトにお金をかけたくない人には良い選択かもしれませんが、やはりちょっと時代遅れ感は否めないかと。

今はクラウドがかなり安価で機能も充実していますし、フリーソフトになるとどうしてもサポート面や今後の発展面での弱さが気になります。

事業が継続していく限り会計業務とは離れられない訳ですから、ちょっとした出費はケチらずに会計ソフトに関しては有料の製品を利用することを個人的には推奨しますね。

ですが、サークルや町内会などのコミュニティでの会計帳簿的な使い方としては、無料で使えますしアリかと思います♪(追記:コミュニティ向けのクラウド会計ソフト『ちまたの会計』がリリースされました)

小規模事業者向けの会計ソフトの種類の分類としては以上のような感じではないでしょうか。

前述しましたが、会計ソフトは一度運用を開始してしまうとなかなか移行しづらいモノですので、自社の事業規模や自信の経理知識等を考慮に入れたソフト選びが肝心かと。

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