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会計王21の取引入力機能についてレビューしてみました☆

 

このページではソリマチ株式会社が提供している会計ソフト『会計王21』の取引入力機能を管理人が実際に使ってみて、感じたことをレビューしています。

会計王の6つの取引入力機能

会計王21には『簡易振替伝票入力』『振替伝票入力』『らくらく仕訳入力』『出納帳入力』『元帳入力』『エキスパート仕訳入力』の6つの取引入力機能があります。 

簡易振替伝票形式での取引入力

まずは、簡易振替伝票形式での取引入力です。

この入力機能は借方と貸方の勘定科目がそれぞれ1行ずつのシンプルな仕訳(単一仕訳)を行う場合に利用します。(2行以上の複合仕訳は振替伝票形式を利用)

他の入力機能で登録した取引も簡易振替伝票の管理画面で全て表示されるので、最も利用頻度が高い入力機能になるでしょう。

また、会計王では摘要を記入するフォームが入力画面左側に設置されています。

入力画面右側に設置されている会計ソフトが多いので、この点はやや新鮮でした。

簡易振替伝票入力には毎月発生する仕訳パターンを一括で登録可能な『お決まり仕訳』という機能があります。

上部メニューから『お決まり』をクリックすると取込画面に。

登録したい仕訳にマークを付けて『取り込み』をクリックすると、全ての月にてマークを付けた仕訳が登録されます。

一つ一つ登録するのではなく一括で登録できるという点が魅力的ですね。この機能は経理作業の効率化に繋がるでしょう。

振替伝票形式での取引入力

次に振替伝票形式による取引入力。

この入力機能は借方と貸方の勘定科目が複数行になるような仕訳(複合仕訳)を行う場合に利用します。

上の画像は給与の仕訳を入力している途中ですが、管理画面右下で借方と貸方の差額を自動計算してくれる便利な機能がありますね。

よく使う仕訳パターンを登録する機能もあります。

上述した簡易振替伝票のお決まり仕訳機能は単一仕訳しか登録出来ないので、複合仕訳の場合は振替伝票にて登録します。

登録した仕訳は摘要コードの▼をクリックすると一覧が表示されますので、そこから選択して呼び出します。

呼び出した仕訳には金額は登録されていないので、金額は再度入力する必要があります。

らくらく仕訳形式での取引入力

次にらくらく仕訳形式による取引入力。

らくらく仕訳形式が会計王で最も初心者向けの入力機能でしょう。複式簿記の知識がなくても簡単に仕訳が作成可能。

まずは、日付と取引の種類、取引内容、金額を選択肢から選びます。

その後の確認画面で細かい項目を設定して登録ボタンを押せば仕訳が作成されます。

ここでちょっと気になったのは、管理人のPC環境だと登録ボタンのある下部分のメニューがWindows10のメニューバーと被って表示されない点。

スクロールも出来ないのでショートカットキーで操作するしかなかったのですが、この点はちょっと改善して欲しいかと。

出納帳形式での取引入力

次に出納帳形式による取引入力。

現金出納帳、預金出納帳、売掛帳、買掛帳、経費帳の5種類の帳簿から入力が可能です。

これまで手書きやエクセルで帳簿を付けていた方には違和感のない入力機能でしょう。

元帳形式での取引入力

次に元帳形式による取引入力。

勘定科目を指定すると、その勘定科目が含まれた取引が全て表示されます。

新規の取引も登録可能ですが、金額のズレの原因をチェックする等の確認、修正的な使い方になるでしょう。

エキスパート仕訳形式での取引入力

最後にエキスパート仕訳形式による取引入力。

キーボード入力のみでスピーディーに入力が可能です。

『101,2-1000』のように科目や部門を数字コード&記号にて入力するのですが、初心者や一般ユーザー向けの機能ではないと感じました。

エキスパートと銘打たれているように大量のデータを処理する必要のある会計事務所向けの機能でしょう。

会計王の取引入力機能を使ってみての感想

今回ソリマチ会計王21の6種類の取引入力機能を実際に使ってみました。

6種類もの入力機能は他社と比べても豊富ですので、幅広いユーザー層に対応可能でしょう。

どの入力機能を使っても、完成する仕訳は同じですので自分にとってやりやすい取引入力機能を選ぶのがよいかと。

気になった所としては複合仕訳の入力が少し面倒な点でしょうか。

会計王21には簡易振替伝票と振替伝票との二種類の入力方法がありますが、複合仕訳は振替伝票方式でしか入力できません。

簡易振替伝票のお決まり仕訳機能等はかなり便利な機能だと思うので、振替伝票を1つに統一して単一仕訳も複合仕訳も入力できるようになると、もっと便利になると感じました。

あとは会計王のマニュアルは各項目の情報量という面では非常に充実しているのですが(全900ページ以上)、全体の作業フローをざっくり確認出来るようなコンテンツがあると運用イメージがしやすいかと。

業種別のデータテンプレートが便利

管理画面や入力画面のインターフェイスはシンプルで見やすいですね。

また、新規データ作成時に業種別のデータテンプレートが用意されている点は魅力的です。

飲食業や運輸業、製造業、医療業など、計22種類のデータテンプレートから選ぶことができます。

今回は会計王21の30日間体験版を利用してみましたが、サンプルデータも入っているので利用イメージはしやすかったですね。

体験版はメールアドレス登録のみでダウンロードできますので、利用を検討している方はまずは体験版を試してみるのがよいでしょう。

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